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評価:
杉本 亜未
講談社
¥ 580
(2010-03-23)
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ファンタジウム / 杉本亜未
GW連続投稿ですよ。
珍しい。明日はきっと雨に違いない。
上のレビューリンクは5巻のものです。
だって5巻が一番かわいいんだもの!
じゃあ1〜4はどうなんだといわれると困る!
まあなんだ、メーターでもあったけど、テコ入れでもあったのかもしれない。
読者はいつでも想像するしかないのですよ。
本題本題。
はい、きました。天才少年。
なんのかというと、マジックです。マジシャンです。
中学生で難読症の主人公、良くんがマジックでのし上がっていく?(と勝手に思っている)お話。
勝手にのし上がっていく、ってのは私の想像なんですけど、実際祭り上げられていく感じではあるんです。
良くんの考えに反して。
最新刊ではなにか決意の予感w
このお話はマジックの知識が全然なくても読み飽きさせないのが素晴らしい。
たぶんマジックだけに重きを置いていないからかな。
もうほんと、良君がかっこよくてかわいくて!
これに尽きます。
読んだ後に幸せになれるんですよ。明日も頑張ろうって思えるんです。そんなかっこうよさ。
でも子供(not思春期)ゆえの可愛さ、不安定さがあってですね。
1巻の初めのころの良くんはもう世界を達観しきっていいたりしててはらはらします。
かかわっていくみんなが幸せになれるような主人公。
それを補佐するおじさん(あしなが的な、正体隠してないけど)とか、うるさいマネージャーとか。
難読症を苦にせず前を向いていく良くんは応援したくなります!
あんまり知られていない(絵柄のせいか?)みたいですけど、すごく面白い!
気になった人はぜひ一度手にとって見てください。